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春の夜桜 秋の月

春の夜桜 秋の月

4日目

靴下談義にはまってしまったが、前日にはヤンキーくんはそのたぐいの
先輩方にあいさつしているのを見たという話である。

そのたぐいとは言わずもがなだが、そういう上下関係は築いてしまえる順応性は
すごいと思う。

息子はまだ、緊張して同じ中学からの同級生にも心を開いていなかった。
というのも、息子はなかなかフレンドリーになるのが難しい恥ずかしいとかではなく
難しい人なのだ。

まず、自分の置かれた環境を読書しながらも観察し、少しづつ対話をしていく
タイプなので、初対面でも特攻隊や、切込み隊長のような私のタイプを理解していない。
娘も私のようなタイプではないし、相方もそうである。
私は興味があれば、地位や名誉や肩書なんか関係なくお酌をしながら親父世代の社長さん
たちと会話ができる人である。

しかし、残念なのは興味もなく雑然とした環境は苦手で、人酔いするのだ。

そんな私は同性のリア友が極端に苦手だ。
昔からそうだったようなきがする。


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